ごあいさつ

倉敷市私立幼稚園協会は、市内の私立幼稚園11園と私立認定こども園6園、計17園が加盟する団体です。

それぞれの園が「建学の精神」のもと、公共性と独自性を持ちながら、特色ある幼児教育の充実に日々努めております。

社会の移り変わりは、良きにつけ悪しきにつけ目まぐるしく変化し、特に人と人とのかかわりや家族の絆において世界に誇る日本の良さ、伝統、文化が変化しつつあります。
また、地震や気象による自然災害、感染症等による脅威など、「これまでの当たり前」が通用せず、私たち自身のものの捉え方・見方をアップデートしなくてはならない時代でもあります。

このような今日であるからこそわたくしたちは、周りの人や友だち(他者)としっかりかかわる力、いろいろな興味・関心を持つ力、一つの目的に向かって他者と考え、話し合い、共に進もうとする力、これらを「生きる力」とみなし、他者と共にいるからこその楽しさや嬉しさ、困難や葛藤といった経験を通してその種を蒔きたいと思います。

そしてこの小さな種を大切に育むことが「子どもの未来」へつながっていくものと信じております。

真の意味でこの時代を生きる「子どもの育ち」を大切にした教育・保育をこの倉敷の地で実践できるよう、日々研修・研究を重ね『質の高い幼児教育』に取り組み、『独自の魅力ある幼児教育』を進めてまいりたいと
思います。

倉敷市私立幼稚園協会
理事長 永宗智子